
平成23年3月11日の東日本大震災にて、尊い命を亡くされた多くの方々のご冥福をお祈りするとともに、被災地の一日も早い復興を心よりご祈念申し上げます。
寒さ厳しい日が続いております。皆様ご健勝にお過ごしでしょうか。
先日東京でも初雪が観測されました。連日の乾燥注意報は解除されましたが、本冬もインフルエンザが流行し始めたとのことですので、皆様十分にご注意ください。
さて、2月15日はお釈迦さまがご入滅された日です。毎年この日には、宗派を問わず全国の寺院で『涅槃会(ねはんえ)』の法要が執り行われていますが、多くの寺院では『涅槃図(ねはんず)』をお祀りし、その尊前にて法要を行ないます。
『涅槃図』はその名の通り、お釈迦さまが涅槃に入られた(亡くなられた)際の様子を描いたものです。
沙羅双樹のもとで頭を北に向けて静かに横たわるお釈迦様の周囲には、神仏や仏弟子を始め、象や獅子、牛馬や小さな虫にいたるまで皆集まり、嘆き悲しんでいる様子が描かれています。
涅槃(ニルヴァーナ)とは、吹き消すこと(吹き消した状態)の意で、煩悩を消し去った(吹き消した)状態である『悟り』と同義とされています。
釈迦堂にて執り行われる当山の『涅槃会』は、『涅槃講式(ねはんこうしき)』という釈迦入滅の際の教えとされる『涅槃経』についての問答が主体となります。法要はどなたでもお参りいただけますので、皆さま是非ご参拝ください。
また、2月3日には開山堂にて節分会を行ないます。 節分では、一般的に『鬼はそと、福はうち』とかけ声を掛けますが、当山では『鬼はそと』とは言わずに『福はうち、福はうち』と言います。
開山堂に両大師としてお祀りされている慈惠大師良源さまは、世に疫病が流行した際に、疫神を退散させた自らのお姿を鏡に映し、弟子に書写させました。そのお姿は、2本の角を生やしたおそろしい鬼ような姿で、大師はこれを版木におこして厄除けの護符として広く人々に分け与えました。
このような因縁から、大師は『角大師(つのだいし)』とも称され、当山では『鬼はそと』と言わないようになったとのことです。(『角大師』の護符は、開山堂にて授与しております。)
◎2月の山内の主な行事は下記の通りとなりますので、ご案内申し上げます。
〈開山堂(両大師)〉
御縁日法要 2月 3日(金) 10時
節 分 会 2月 3日(金) 14時
〈清水観音堂〉
秘仏本尊御開帳
初 午 法 楽 2月 3日(金) 11時、13時
御縁日法要 2月 17日(金) 10時
〈不忍池辯天堂〉
御縁日法要 2月 2日(木) 10時
〈釈迦堂(護国院)〉
涅 槃 会 2月 15日(水) 10時
早いもので、本年も数日を残すのみとなりました。1年を通じて多くの方々にご参拝頂きました事を厚く御礼申し上げます。
今年は3月の東日本大震災をはじめ、世に苦難の多い年となりました。京都清水寺御管主が例年お書きになる今年を表す文字は〝絆〟の一字でしたが、来年に向けては今にも増して絆を育て、皆で共に歩んでいくことが大切と思います。
当山でも引き続き、震災で犠牲となられた方々の供養と、被災地の早期の復興を本尊薬師瑠璃光如來さまにご祈念申し上げ、微力ながら復興支援に尽力してゆく所存でございます。
また、恒例となりました東京国立博物館と提携する根本中堂特別拝観を平成24年も開催いたします。(2日~3日)
お参りの際には、皆さまの日々のご健勝とご多幸をお祈りするだけでなく、震災で犠牲となられた方々のご冥福と、被災地の一日も早い復興をご祈念いただければ幸甚に存じます。
少しでも多くの方々にお参りいただけるよう、本年は7日まで根本中堂を開堂いたします。この機会に是非皆様お誘い合わせのうえお参り下さい。(法要等の準備の為、日によって開堂時間が異なります。また、提携事業の『歴代将軍肖像画』の展示は2日~3日のみとなりますのでご注意ください。)
また例年通り、各堂にて新年の特別祈祷を執行いたします。是非お参り下さい。
◎1月の山内の主な行事は下記の通りとなりますので、ご案内申し上げます。
〈根本中堂 開堂時間〉
1月0 1日(日) 、 7日(土) 13時~16時
1月 2日(月) ~ 6日(金) 10時~16時
〈開山堂(両大師)〉
新年特別祈祷 1月0 1日(日) 0時
御縁日法要/ 1月0 3日(火) 10時
〈清水観音堂〉
新年特別祈祷 1月 1日(日) 0時、10時、14時
/ 1月 2日(月) 10時、14時
/ 1月 3日(火) 10時、14時
御縁日法要/ 1月 17日(土) 10時
〈不忍池辯天堂〉
新年特別祈祷 1月 1日(日) 0時、10時、13時
/ 1月 2日(月) 10時、13時
/ 1月 3日(火) 10時、13時
初巳法楽// 1月 9日(月) 10時