德川歴代将軍御霊廟

德川歴代将軍御霊廟
寛永寺の御霊廟には六名の将軍(四代家綱公、五代綱吉公、八代吉宗公、十代家治(いえはる)公、十一代家斉(いえなり)公、十三代家定(いえさだ)公)が埋葬されています。
霊廟の構造は、天海大僧正の指導により天台宗の根本聖典である法華経の思想に基づいて造営されました。
しかし、御霊廟は第二次大戦の際にほとんどが焼失してしまいました。
現在では勅額門と水盤舎が現存し、また宝塔は難を逃れ往時を偲(しの)ぶことができます。(現在の位牌所は昭和三十八年に再建)